今まで特に何も考えずに使ってきた鍵が、最近なめらかに抜き差しすることができず、なんだか調子悪いなーと思うようになった矢先のことでした。さぁ出かけるかと鍵を閉めて引き抜こうとした時です、ガッと何かが引っかかるような感触が手に伝わってきて、鍵が抜けなくなってしまったのです。力づくにやるのはよくないとわかっていても、焦った僕はなんとか引き抜こうと四苦八苦したのですが、どうしてここまでというほど鍵はびくともしませんでした。このままの状態では流石に出かけるわけにはいきませんから、なんとかしなければならなくなったのです。
ということで、そんな時の対処法を、あくまで僕の経験談からですが紹介します。まず最初に、お隣さんにペンチを借りて真っ直ぐ引っ張ってみました。力づくは一番よくないとは思うものの、これで抜けるのであれば一番楽ですし話が早いですからね。この時気をつけなければならないのは、とにかく真っ直ぐ引っ張らなければいけないということです。少しでも曲がってしまうともっと酷いことになりますし、ヘタすると鍵が折れてしまいますから。ちなみに僕の鍵は、これでは抜けませんでした。
で、次に試したのは潤滑油です。といっても鍵穴用のものはなかったので、みなさんもご存知であろう556ですね。鍵穴には本来使うべきではないものなので大量噴射は禁物ですが、多少滑りが良くなる程度に少しずつ吹きかけて、鍵自体の滑りを滑らかにしました。で、そのうえでペンチで掴んで真っ直ぐに引っ張ると…。無理矢理感は否めませんが、とりあえず鍵は抜けてくれました。曲がったり折れたりすることもなかったので、まぁ一安心といったところです。
ただ、これで終わりではありません。また同じようなことが起きないように、鍵と鍵穴をしっかり掃除し、鍵穴専用の潤滑油も射しました。日頃のメンテナンスの大切さを思い知った出来事でしたね。みなさんも気をつけてください。